2012年05月09日

6.これまで確認されている海水療法効果

6.これまで確認されている海水療法効果

ルネ・カントン(フランス人生物学者)の実験
1904年発表
実験目的:海水と動物の血液・リンパ液の成分組成は同じである。
実験内容:犬の血漿を全量の2/3抜き取り同濃度の海水を注入
実験結果:直後に瀕死状態になり、数時間後回復、1週間後に全快。ヘモクロビンの再生。
結果波及:生理食塩水点滴。タラソテラピー

海水療法の歴史
古代エジプト:海水療法が認知
480B.C.:詩人エウリピデス「海は人間の病気を治療する。」
420B.C.:西洋医学の祖・ヒポクラテスが海水温浴法を提唱。プラトンらが治療を受ける。
16世紀:フランス人医師アンブロワーズ・バレ、海水療法を推薦
1578:フランス国王アンリ3世、海水浴で皮膚病治療
1697:イギリス人医師W・フロイヤー、「イギリスにおける温冷海水風呂の利用について」
の論文発表
1750:イギリス人医師リチャード・ラッセル、海水飲用効果に関する論文発表。胃腸障害、
関節障害には海水浴と海水飲用が必要であることを提唱。
1867:ラ・ボナディエール博士、海水療法をタラソテラピーと名づける。

海水療法の治療効果
循環器系 動脈硬化、高血圧、脳卒中、糖尿病、心筋梗塞
呼吸器系 気管支炎、喘息、肺ガン、肺胸膜硬化症などの慢性呼吸器疾患
脊椎 脊椎側湾症、脊椎後湾症、硬直性脊椎関節炎
外傷性障害の後遺症 損傷、骨折、挫傷、筋肉硬化、筋萎縮、関節硬直症
こどもの障害 発育不全、成長障害、栄養障害、小児麻痺、食欲不振、精神障害
皮膚病 アトピー性皮膚炎、湿疹、汗疹、乾燥肌、さめ肌、過敏症、疥癬、
角化症、魚鱗症
その他 慢性リューマチ、神経性疾患、無力症、リンパ系疾患、更年期障害、甲
状腺障害、腸炎、くる病、目の疾患、記憶障害、栄養不良、老化、ガン


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